この度、令和6年5月10日(金)、11日(土)ヒカリエホール(東京・渋谷)にて開催された第5回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2024(DCON2024)にて、 豊田高専の早坂・大畑Lab.チームが経済産業大臣賞と企業賞(日本ガイシ賞・ブリジストン賞)をダブル受賞いたしました。 DCONは、高等専門学校生が日頃培った「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用した作品を制作し、その作品によって生み出される「事業性」を企業評価額で競うコンテストです。 豊田高専の早坂・大畑Lab.チームは、「WCS」というタイトルで発表しました。 【受賞作品】 チーム名:早坂・大畑Lab. タイトル:WCS (概要) WCS(White Carbon Sensor)は、「カーボンニュートラル」の実現を「AI」の力によって支援します。 コンクリートはCO2を吸収・固定する性質を持つことから、近年では「White Carbon」と称されています。 そこで本プロジェクトでは、深層学習を利用して、コンクリート構造物が固定するCO2を定量的に評価するシステムを開発しました。 本システムは、コンクリート表面画像からのCO2吸収速度を予測するAIと、 CO2を吸収する構造物におけるコンクリート部分の面積の算出の2つの要素により構成されます。 日本には高度経済成長期に建設された多くのコンクリート構造物がストックされています。 これら既存のコンクリート構造物が固定化するCO2を評価し、新たな価値を創造することで、CO2排出の抑制と経済成長との両立を、WCSが実現します。 【DCON公式ホームページ】 https://dcon.ai/ 【発表の様子】
[Receiving the Minister of Economy, Trade and Industry Award]
【Participating Students】