緊急ニュース新型コロナウイルス感染症に関する対応について(5月8日以降の本校の対応含む)

閉じる

豊田高専について

アントレプレナーシップ/スタートアップ教育環境整備事業

  1. アントレプレナーシップ/スタートアップ教育環境整備事業
アントレプレナーシップ
 近年、高専生が高専教育で培った「高い技術力」、「社会貢献へのモチベーション」、「自由な発想力」を生かして起業する事例が出てきています。我が国のスタートアップ人材育成を加速するため、スタートアップ人材の育成に優位性がある高専において、学生が自由にプロダクトを開発するなどの実践的な活動にチャレンジできる環境整備等を行い学生を支援します。
【高専で実施する優位性】
・15歳から「ものづくり」を目指すエンジニアの卵であり、5年一貫の専門的な実験・実習とともに、社会実装教育により社会課題解決に取り組む。
・教員の教育志向が高く、地域社会との連携を重視した実践的な教育を展開することができる。
・「手」を動かし、ロボコンなどのコンテストにも積極的に取り組む好奇心があり、高専生の起業に期待ができる。
(文部科学省HPより抜粋)

本校の取組について

◎SDGs の理念の下 DX 基礎技術を習得した豊田高専の学生が、社会の諸課題に主体的に取組み解決に導けるように、以下に示す3つの 【STEP】からなるスタートアップ教育プログラムを展開しています。

【STEP1】
(キャリア教育支援、イブニングセミナー等)
アントレプレナーシップ教育やSDGs等をテーマとする講義実習を行う。
【STEP2】
(第 3 学年~4 年の科目に加え、課外活動時間帯を利用)
起業家工房の中にアドバンストな”Smart Mechatronics ならびに” Digital Fabrication”サブプログラムを整備。社会課題に対して、学生が主体的にプロジェクトを企画し、【STEP1】で習得した事業計画策定等を行う。課外活動時間も使用し、多学年の学生が受講できる。経営観点を含めた評価を行い、競創的に学生の起業化能力のレベルアップを図る。
【STEP3】
(5 年生卒業研究の時間等を活用)
社会課題解決の実体験を企業・自治体等の協力・指導の下、共同研究の形で発展的に学習を進める。事業計画が秀逸であれば、起業へと結実させる。
 すでに、カリキュラムに鋭意導入されているPBL(Problem-Based Leaning)と新たに始まるスタートアップ教育の違いは、学生が主体的に提示する「社会課題」あるいは「社会課題の解決」対しての価値が、定量的に評価される仕組みを伴っているかどうかです。本校では、上記の【STEP1】や【STEP2】の段階でDX教育はもとより、「金融」に対する知識や「資本調達」に関する基本的なスキルを学生に習得させることにも力を入れています。

起業家工房について

 学生が起業を含め様々な活動にチャレンジできる起業家工房(試作スペース)の環境整備や活動を推進。学生が自らの技術力や創造力を生かした活動を後押しし、 スタートアップ人材を育成していく場として活用していきます。

◎起業家工房を利用の際は、【起業家工房 利用心得】を確認してからご利用ください。

 【起業家工房 利用心得はこちら)】

 

今後のセミナー等の予定                                      

令和6年度 イブニングセミナー

本年度も、アントレプレナーシップに必要な、意識・知識・技能などを、学外有識者をお招きして、指南していただきます。

第1回、第2回が終了しました。引き続き、開催が決まりましたら、開催予定を掲載いたします。

過去のセミナー等