12月7日から12日にみよし市で「第26回 みよし美術展」が開催されました。
美術部からは電気・電子システム工学科2年生の澤拓郎さんが参加し、みよし市議会議長賞を受賞しました。
受賞作品である「朱と蒼(あかとあお)」は黒を基調とした墨絵で、そのテーマは人の心の内面で相反する2つの「昏い朱(くらいあか)」の精神と「翳る蒼(かげるあお)」の精神を対比させた構造を表現したものです。
審査員の方々には、墨という画材で、西洋のような思想を兼ね備えたところが斬新であると評価されたようです。また作品名に反して、実物が「黒一色」であることも予想外であったそうです。
大きさは1460mm×1545mmの作品で真ん中が蝶番によって止められており、屏風のように立てることができます。製作期間は2日ほどで、夏季休暇の間に作った作品が入選となりました。創作意欲の継続が受賞に結び付きました。