11/25~11/28まで常滑市の愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で開催された「ロボカップアジアパシフィック2021あいち」大会に豊田高専KIKSチームが出場し,サッカー小型リーグ(SSL)で3位に入賞しました。SSLは2019年までロボット8台での試合でしたが,2020年から11台での試合となり,台数を増やさなければなりませんでした。新型ロボットを設計し,台数を増やすつもりで準備してきましたが,コロナ禍で半導体部品が調達できず全台完成には至りませんでした。また,試合では故障するロボットも続出して6台前後で戦うことになりました。
KIKSは,ロボットの滑らかな運動制御とボール保持力強化により予選を2位で通過し,決勝トーナメントに進みました。特にボールを配置する性能は他チームから賞賛を浴びました。決勝トーナメントではロボットの脱輪による失点で惜しくも敗れ,3位の成績に終わりました。しかし,「70Wブラシレスモータのダイレクト駆動およびドリブルバー分割による保持力強化と通信遮断に対応可能なシステムの構築」が高く評価され,ロボット学会賞を受賞しました。
◎本校チームKIKSは「愛知県ロボット国際大会競技チーム強化支援事業」の支援を2019年度から受けており,支援を受けた県内6チームの大会結果が愛知県のHPに掲載されています。
▼愛知県ホームページ
https://www.pref.aichi.jp/site/team-support/rcap2021-result.html