2024年12月16日(月)に、愛知県武豊町役場環境課の方々と今後の官学連携に向けた意見交換を実施しました。この意見交換会は、国立高等専門学校機構による GEAR5.0 (未来技術の社会実装教育の高度化)事業の1つである「水素社会実現に向けた社会インフラ構築のための研究開発と人材育成」の取り組みの一環として開催しました。
今回の意見交換には、都市計画・まちづくり分野を専門とする豊田高専佐藤准教授と材料力学・水素脆化を専門とする佐世保高専西口准教授、GEAR5.0事業のKRA(Kosen Research Administrator)の長嶋特命教授が参加しました。はじめに、佐世保高専西口准教授から水素社会実現に向けた社会動向や研究チームで取り組んでいる最新の研究開発について説明がありました。次に、豊田高専佐藤准教授から脱炭素型まちづくりに向けた官学連携の具体的イメージを含めたポイントの説明がありました。その上で、武豊町の脱炭素に向けた取り組みや今後の方向性などの説明が武豊町役場環境課の職員の方々からありました。今後の連携を模索する上で、有意義な意見交換の機会となりました。
【研究開発状況について説明する佐世保高専西口准教授:写真一番左】