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お知らせ

KOSEN水素アイデアソンを本校で開催!

  1. KOSEN水素アイデアソンを本校で開催!

 2023年9月19日~22日まで、本校を主会場にKOSEN水素アイデアソンを開催し、全国各地の高専から35名の学生が参加しました。豊田高専は、国立高専機構GEAR5.0事業のエネルギー・環境分野の協力校(ユニットサブリーダー:本校環境都市工学科佐藤准教授)となっており、その活動の一環で実施しました。
 参加者は学ぶ専門分野・年齢・居住地域を超えて6つのグループを構成し、グループごとに身近な水素の利活用アイデアを検討・提案しました。

参加学生35名と最終発表会コメンテーター原崎様(佐世保高専OB)の集合写真

 19日は、水素に関連する社会実装の実情を知るため、とよたエコフルタウンを見学しました。また、20日には久留米高専材料システム工学科佐々木助教による水素の基礎的なレクチャー、21日には本校情報工学科稲垣教授による産官学金民連携によるプロジェクト推進に関するレクチャーを実施しました。なお、これらのレクチャーは、豊田市の雰囲気や街を体感してもらうため、あえて学校内ではなく、豊田市中心部の遊休施設をリノベーションしてレンタルスペースとなっているkabo.(カボ)をお借りして実施しました。

 これらのインプットを踏まえ、20日~22日までグループでアイデアを検討していき、最終発表会では各グループとも具体的で実現可能性が感じられる提案をしてくれました。最終発表会では、佐世保高専OBで起業を経験された経営者である原崎様にもオンライン参加いただき、各グループの提案に対してコメントをしていただきました。

 参加した学生からは、「同じことを学んでいるクラスメートとグループワークする時より、他の高専の学生とグループワークをする方が色々な視点での意見が出て、多様性の大切さを学んだ。同じ高専の学生でも結構違うんだと感じた。」、「今後エネルギーとして使用されていくことが考えられる水素について知るいい機会になり、今後の日本について考える知識を学べた。」などの感想が聞かれました。
 KOSEN水素アイデアソンには、機械系・電気系・電子制御系・材料系・土木建築系など多様な専門分野を学ぶ学生が参加しました。本校もGEAR5.0事業のユニットサブリーダーを務める本校環境都市工学科佐藤准教授のほか、事業のサポート教員を務める情報工学科稲垣教授、建築学科森上准教授をはじめ、分野を超えた教職員の連携で支援しました。