2025年11月8日(土)、9日(日)に「第22回全国高等専門学校デザインコンペティション」が福井県鯖江市で開催されました。
建築学科では3年生と4年生が設計製図の授業で「空間デザイン部門」の課題に取り組んでおり、今年は合わせて11チームが予選に応募しました。全国から110チームの予選応募があり、うち10チームが11月の本選に進めます。本校からは2チームが予選を通過し、本選に出場しました。
初日および2日目に、3名の審査員に対するプレゼンテーションを2回行い、審査が行われました。本校の出場チームは、5年生と4年生の混合チームおよび4年生のチームの2チームで、それぞれが予選応募作品から想いを込め、プレゼンテーションボードや模型の製作に取り組んできました。
昨年度は2チームが本選に出場し、W受賞となりましたが、今年度も昨年度に引き続き2チームがW受賞を果たしました。
【優秀賞(2位)】「みちまどい」(建築学科5年・廣田 菜都美、建築学科4年・石井 香凛、後藤 由奈)
名古屋市有松を舞台に、道と地域の関係をマクロとミクロの視点で捉えた作品。敷地の読み込みと地域住民へのヒアリングによる案の緻密性や、パターン化とそれらの掛け合わせによる課題の解決方法が評価されました。模型やプレゼンテーションの完成度の高さも評価されました。
【審査員特別賞(4位)】「森つむぎ、街つなぐ」(建築学科4年・坪内 陽菜、加藤 桃佳、竹本 星来、林田 実樹)
豊田市稲武地区を取り上げ、既存の建物のリノベーションと新築により間伐材利用のサイクルを作り、林業を再び地域の軸に戻す提案。森と街の課題に丁寧に取り組み、具体的な提案をした点が評価されました。
【優秀賞(2位)「みちまどい」(建築学科5年・廣田 菜都美、建築学科4年・石井 香凛、後藤 由奈)】

【優秀賞(2位)「みちまどい」】

【審査員特別賞(4位)「森つむぎ、街つなぐ」(建築学科4年・坪内 陽菜、加藤 桃佳、竹本 星来、林田 実樹)】

【審査員特別賞(4位)「森つむぎ、街つなぐ」】
