ポラス株式会社主催の第12回POLUS−ポラス−学生・建築デザインコンペティションで、建築学科4年生の坪内陽菜さんと奥田華帆さんのチームがUJ賞(Under Junior award)を受賞しました。
この賞は、大学院生・大学学部4年生を除く応募者の中で特に優秀な10作品に授与される賞です。
このコンペのテーマは、“t軸”の家/家々というもので、従来の「空間(x-y-z)」の思考の枠組みを越えて、「t軸(時間軸)」までをも取り込んだ、全く新しく、喜びのある家や家々のデザインが求められました。
坪内さんと奥田さんは、「時間をたがやす住まい〜暮らしの根をおろし、時間とともに育てる住まいの提案〜」という作品を制作しました。
人口減少と建築の担い手不足が進む地域社会において、住まいを「よりどころ」として自らの手で育てていく新たな生活のあり方を提案しました。
家は完成品でなくてもよく、手を動かしながら居場所をつくるその過程が、地域社会の再構築にもつながると考え、設計・施主・施工が一体となるセルフビルドの手法を通じて「住みながら育てる家」は人と地域、時間と空間をゆるやかにつなぐ「場」となり得ることを表現しました。
コンペ結果発表:
https://kenchiku.co.jp/polus/prize/uj03.jpg
【建築学科4年 坪内 陽菜さん 奥田 華帆さん】