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ロボカップジャパンオープン2025でKIKSチームが準優勝!

  1. ロボカップジャパンオープン2025でKIKSチームが準優勝!

 令和7年5月3日~5日に滋賀ダイハツアリーナで開催されたロボカップジャパンオープン2025に学生16名,教員1名が出場しました。その結果,サッカー小型ロボットリーグ(SSL)において本校KIKSチームは2022年以来4年連続となる2位(国内チーム中一位)の成績を挙げました。
 今年のSSLは,2021年から世界大会4連覇中のドイツTIGERsとジャパンオープン初参加のタイOrcabotsの二つの海外チームを含む全9チームで争われました。SSLはA組5チームとB組4チームの二組に分かれて予選が行われました。
 我々はB組予選初日のGreen Tea(社会人)戦を0対0で引き分け,翌日のOrcabots(タイ:タマサート大学)戦を10対0で勝利し,長年のライバルで昨年ジャパンオープン優勝チームのRoboDragons(愛知県立大学)との対戦を2対0で勝利しました。その結果,予選B組1位で決勝トーナメントに進みました。準決勝ではA組2位のIbis(社会人)と対戦し,得点は1対1の引き分けでしたが,イエローカードの数で勝利し,決勝に駒を進めました。もう一方の準決勝は予想通り,10対0でA組1位TIGERs(ドイツ:バーデンビュルテンブルグ共同州立大学)がB組2位のRoboDragonsに勝利しました。決勝戦はロボット台数が11台のTIGERsに対して,故障が続出したKIKSチームは8~6台と数的不利の中,前半戦は堅い守りで善戦し,0対0で折り返しました。しかし後半戦に入り,徐々に調子を上げてきたTIGERsの見事な連係プレイに屈し,0対3で敗れ,準優勝の成績でした。3位はRoboDragonsとの対戦を1対0で制したIbisでした。
 本大会では試合を重ねるごとにパフォーマンスが上がり,見応えのあるナイスゲームを見せられました。決勝戦はロボットの台数が同じであったらと思わせる試合展開でした。状況に応じてベストを尽くした学生を称えたいと思います。7月にブラジルで開催予定の世界大会は出場権を得たものの,高額な旅費と治安上の懸念があり残念ながら出場を辞退しました。しかし,本大会で優勝したTIGERsチームのロボットをはじめ,多くの素晴らしいロボットや制御・戦略を間近に見られ,学生にとっては貴重な機会となりました。2026年の仁川(韓国)で開催予定の世界大会での活躍を見据え,さらに努力を重ねる所存です。本大会の競技結果はこちらに掲載されています。
 末筆になりましたが,ロボカップジャパンオープンへの出場に際し,教育後援会をはじめ,学生課ならびに電気・電子システム工学科の教職員の皆様にご高配を賜るとともに大変お世話になりました。厚くお礼申し上げます。
参加者 学生:2D野々山瑞紀,1D髙梨智広,1D道理洋太,1D宮内隆宏,5E河野泰晴,4E加藤雅人,4E北河拓真,4E林功実,4E伴瑠希斗,4E吉岡陽斗,3E貝淵蒼馬,3E川上彰斗,3E内藤千晶,3E本坊悠有,2E森栞奈,2E矢冨稜磨,教員:杉浦藤虎


【宿敵RoboDragonsとの試合の様子】


【表彰式後メンバー全員で笑顔のポーズ】


【ドイツTIGERsチームメンバーとの決勝戦後の記念撮影】


【決勝戦ハーフタイム中でのロボットの調整】


【TIGERsとのボールの奪い合いシーン】