【PCSHS Satun のマスコットと一緒に記念撮影】
令和6年12月19日(木)から22日(日)まで,タイ王国サトゥン県のプリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール(以下,PCSHS)にて開催されたTJ-SIF2024(日タイ高校生ICTフェア)に,学生4名が参加しました。タイ王国にある12校のPCSHS,日本の高専やスーパーサイエンスハイスクール(SSH)から学生が集まり,研究成果を発表すると共に相互文化交流を深めるイベントです。
豊田高専はPCSHSチェンライ校をパートナー校とし,これまでに5回(オンライン含む)参加しました。チェンライ校は国際交流ビデオコンテストなど,他にもつながりのある学校です。今回は,2年情報工学科の佐野楓花さんと中西柚月さんペアの研究が,日本の代表ポスター3組に選ばれ,タイ教育省大臣の前で発表しました。
TJ-SIF2024の詳細については,以下のサイトで確認できます。
https://tjsif2024.pcshsst.ac.th/
【参加学生による口頭発表の様子 その1】
【参加学生によるポスター発表の様子 その1】
【フィールドトリップにて海を背景にした記念撮影】
【ナイトマーケットにてタイ人の先生・学生と一緒に記念撮影】
参加したメンバーのコメントを紹介
【2年情報工学科 中西柚月さん】
【参加学生による口頭発表の様子 その2】
私がTJ-SIFに参加して得られたものは大きく2つあります。
1つ目は研究活動について学べたことです。私にとってものづくりをすること、物事に長い期間取り組むこと、またその成果を発表することは初めての経験でした。失敗する度に考え直し、トライ&エラーを繰り返しました。日本語でもやったことのないことを海外で、英語で発表するのは大きな不安でした。しかし、ポスター発表の代表として選んでいただいたり、口頭発表で褒めていただいた時は努力が実を結んだと自信を持つことができました。
2つ目は海外の文化を直に感じられたことです。私は今回のTJへの参加で初めて海外に行きました。言語や文化、価値観などが大きく異なる初めて訪れる場所で、初めて会う人と交流するのはとても緊張しました。当然日本語は使えません。しかし、タイの学生も私たち日本人も相手の考えを汲み取れるよう努力し、言葉だけではなく表情やジェスチャーも用いながら親交を深めました。そうして仲良くなった子とお互いの国について学ぶことができました。
この1週間タイで生活したことでタイの素敵な所をたくさん知ることができたり、反対に世界に誇れる日本の良さにも気づくことができたと思います。
この8ヶ月間と1週間は私を大きく成長させてくれる機会になりました。このかけがえのない経験を活かして今後も挑戦を続けていきたいと思います。
【2年環境都市工学科 栗嶋愛莉さん】
【参加学生によるポスター発表の様子 その2】
私は、今回のTJーSIFで初めて海外へ渡航しました。寮の先輩方がTJーSSFに参加していたのがきっかけでTJについて知りました。元々海外交流に興味があった私は、実際にタイへ行き現地で交流ができるTJに魅力を感じTJへの参加を決意しました。
TJに参加するにあたって、英語で書いたアブストラクトやフルペーパーなどを提出する必要がありました。研究について英語で説明することは難しく、思うように文章が書けなくて大変でしたが先生方のサポートもあり自分達の研究を伝えることができました。また、今回のTJに参加したことにより人と協力して一つのものをつくりあげることや、プレゼンテーションをする力などが身につきました。今回のTJで成長できたことを今後に活かしていきたいです。
参加学生および発表タイトル
発表の様子についてはYouTubeをご覧ください。
- 2年情報工学科 佐野楓花・中西柚月
「Eagle Eye」 2:32:26~
https://www.youtube.com/live/mOwSTkLpwvM?si=Hb9WCh64W2jmJyCd&t=9146 - 2年環境都市工学科 栗嶋愛莉,2年機械工学科 武内綾乃
「Bedtime Buddy」 2:44:04~
https://www.youtube.com/live/mOwSTkLpwvM?si=KBV_dzGSD2xGonDT&t=9844
【タイ空港の仏像前でタイ人の先生と一緒に記念撮影】