建築学科2年生は、毎年「空間デザイン」の授業で段ボールの特性を生かしたスツール制作をしています。ここ数年は、接着剤を使わず、組み立て可能な持ち運びできるスタイルで、「いつでも」「どもでも」組み立てれば、そこが居場所になる、という「いつどこスツール」を作っています。
今年は地域の様々な活動をしていらっしゃる大人11名の方々に初回の授業にお越し頂き、大人お一人に対して3−4名の学生が、お仕事や趣味、ご家族のこと、人生の選択のことなど、さまざまなお話を伺いました。
2回目以降の授業では、それぞれの方のお話からイメージして、その方のためのスツール制作に取り組み、6月11日の最終回に発表会を開催し、ご協力頂いた大人の方々にもご参加頂きました。
発表後はそれぞれお話をしてくださった大人と学生たちが歓談の時間もありました。デザインの授業でありつつ、今回はさまざまな生き方に触れることができ、キャリアの授業でもあったと思います。
6月14日(金)〜7月11日(木)の期間、豊田市駅前T-FACE・A館9階の「とよた市民活動センター」のロビーにて一部を展示しています。会期中6月28日に作品の入れ替えをします。
【歓談する学生と地域の方】
【学生と地域の方とスツール】
【地域の方からお話を伺う学生】
【展示する作品と学生】
【展示する作品】